再婚信託はじめました!

a0002_004012-300x200以前、シニア向けのお見合いビジネスをされておられるお客様から、こんなお話をお聞きしました。「カップルが出来ても、いざ入籍の話になると子供達が反対するんですよ。」と。その理由を聞くと、親の再婚は子供達にとって新たな相続人の登場を意味し、再婚するパートナーは法律上2分の1の法定相続分を持つ為、子供達は取り分が大幅に減ることを嫌い、親に対して「同棲はいいけど、籍は入れないでくれ」と懇願するらしいのです。これでは、成婚料を見込んでいた業者は困ってしまいます。

子供達も本心では親の老後を考え応援したい気持ちはあるが、親の相続で一旦パートナーに移転した財産は、その後パートナーの家系に相続されていくことを考えると、すんなりと再婚にOKは出せない複雑な心境なのです。

そこで、親と子供の気持ちを両立する方法はないかと思い、信託のスキームを活用した『再婚信託』を考えました。親は、自分の亡き後そのパートナーの生活は保障してやりたいが、パートナーが亡くなった後は財産を子供達に戻してやりたい。これを親自身が再婚する際にパートナーと信託契約を交わすことにより、親自身が他界した後もこの約束事は永続します。これは、既存の相続対策である遺言書を使った仕組みでは不可能なことでした。資産を残す本人がいくら遺言書を遺しても、パートナーが相続した財産をどのように処分するかはその本人の自由で、その遺志に拘束される義務はないのです。民法をベースにした相続対策の限界を、再婚信託によりその限界を超え親の遺志を永続的に実現することが出来ます。

親御様や身近な方で再婚をお考えの方がいらっしゃりましたら、是非再婚信託をご検討下さい。婚姻届と再婚信託契約はワンセット。再婚信託で、両家共にハッピーウェディング!!

※再婚信託Ⓡは登録商標です。

青山 誠
196a0573501fa00d6460fd113bb4073c_1-100x100青山誠司法書士事務所代表。平成9年司法書士試験合格し、1年半の実務経験を経て開業。現場主義を貫き、常にお客様と向き合うことがモットーとしている。相続対策、信託、遺言など、豊富な知識を背景にサポートを行い、最近ではセミナー講師など活動の幅を広げている。