突然の認知症、銀行預金が凍結!?

a0002_003094-300x200「脳梗塞です。脳血管障害が残り、いずれ認知症ということにも。リハビリを重ねてゆっくりと最善を尽くしていきましょう。」
この男性68歳。中小企業の社長として、これまで弱音を吐かず社員を守り育て、製造業に長年奮闘してきた。家族のこともよく考えていた。
そこに、突然の事態である。あれから3か月、社長は家族に見守られながら、毎日をリハビリに励んでいる。仕事に従事するのは困難。幸い意思疎通ははかれるものの、血管障害の所為なのか何となくボンヤリしている。

そんな折、従業員から、急遽事業資金が必要でなんとか銀行から引き出すように言われた。
その為、社長の通帳と印鑑が必要となった。
しかし、探すものの見つからない。どこへやったのか?会社の金庫、銀行の貸金庫、車の中、その他探すのだが見つからない。
そういえば、脳梗塞で倒れる前に変わった言動があったという。「通帳と印鑑を誰かに盗まれた。」「お前が盗んだのか?」といったことだ。その時は、社長の目の前の机の引き出しから発見された。
改めて、リハビリ中の社長に尋ねると「そんなもの持っていないよ。あなたは誰?」「あなたの息子だよ」「違う。私には子供はいないよ!」
時既に遅し・・・。社長は認知症を発症し、通帳と印鑑をどこかへしまい込んだまま忘却してしまっていたのです。
この会社は中小の個人企業。この先大変なことになるのです。大きな資金が必要にも拘わらず、銀行から預金口座を凍結される事態に!!息子といえども、勝手に社長のお金を使用することはできないのです。
皆さん想像してみてください。こういった場面、実は皆さんに身近でよく起こっていることなのです。

解決のキーワードは「家族信託」

これから益々高齢化社会が進み、潜在する認知症を含めると約800万人と言われています。
認知症とは、様々な事柄の判断能力がつかなくなり、社会性が乏しくなり、経済的行為ができなくなります。よって、会社や家族に大きな経済的損害が発生するのです。
このことが、これから相続を受け、将来家族の皆さんが幸せに暮らしていけるのか、その判断がよくも悪くも大きく左右させるのです。

皆さんがこのような障害を受ける前に、事前に「相続鑑定士協会アイキャン」で、家族信託(民事信託)の手続きを済ませておかれることにより、残された家族が経済的損害を負うことなくスムーズに解決が図れるのです。
「相続鑑定士協会アイキャン」では、今後ますます相続事象が複雑に多様化する中、相続を受け『将来にわたり家族の皆さんが本当に幸せな暮らし』をモットーに、ご相談、ご助言、さらに最善なるサポートを充実させていきたいと考えてやみません。

越澤 貴之
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